日本、台湾、シンガーポール、マカオ、アメリカ、中国、香港、韓国
PCT方式で国際出願済
EU加盟国、カナダ、韓国、ノルウェー、インド
今までのように、左眼用映像と右目用映像をズラして、2つの映像をモニターに表示させる必要はありません。
日常、私たちは、ズレていない物を見ているにもかかわらず物体の距離感を得ています。それと同じ原理で、モニター上にまったくズレのない物体を距離に応じて配置(表示)し、物体の遠近を判断させています。その為、船酔い現象などが軽減されます。
モニターに表示されるオブジェクトは、ひとつで、左右映像は必要ありません。
もちろん立体用メガネは不要です。
現在、立体視を行う為に、多くは観察者の目から各物体までの距離を、横方向に、左右画像のズレ幅の大小で表現しています。立体視可能なズレ幅は6.5センチ程が限界値(モニター上では8ミリほど)と云れ、遠近の表現に限界をきたします。
一方、本モニターは観察者の目から各物体までの距離を、日常見ていると同様に前後に表現します。その為、遠距離に在る物体も立体視に限界をきたす事無く、表現できます。
現在の裸眼モニターの観賞は、見る角度により、構造上、左右画像が反転する事が多く、観賞位置が限定され、使用目的が限定されてしまいがちです。
本モニターは、左右画像を使用しないために、どの角度から観賞しても左右画像が入れ替わらず、鑑賞者が移動しながらの観賞を可能にします。その為、街中の立体広告塔などの使用を可能にします。
物体の遠近判断装置、
物体の遠近生成装置、
物体の表示装置の
3つで構成されている為、投射型にも適応でき、映画館などの大スクリーンに対応できます。
処理は、画素単位で行える為、遠近判断をオフにするか、同一の距離値を付与する事で3D-2Dの切り替えがスムースに行なえます。